OpenAIによって開発された大規模な言語モデル、ChatGPTについて体験しました。この技術は高い精度を持つことから注目を浴びています。
本記事では、ChatGPTの使い方から実際の使用例まで、内容を幅広く紹介します。誰でも簡単に使える点から、より深い使い方まで、解説します。自分自身の体験も交えながら、ChatGPTの魅力をお伝えします。
人工知能技術はこれからも進化していくと予想されますが、ChatGPTもその一つとして活用されることが予想されます。この記事を通じて、ChatGPTの魅力を感じてみてください。
上の文はChatGPTに書いてもらった文章です。
「より深い使い方」という部分はありませんが、会員登録の流れや使ってみた体験を書いていきます。
個人的に難点だったのは、ChatGPTの使用には会員登録が必要で、その際に携帯電話でのSMS認証があることです。
会員登録
ChatGPTのサイトにアクセスして、「Sign up」。

メールアドレスを入力。
GoogleかMicrosoftのアカウントがあればそちらでも可能です。

パスワードを入力。
登録したアドレス宛に承認メールが届くと思うので、「Verify email address」のリンクをクリック。
承認後は携帯電話による認証です。
070~や080~などの携帯電話番号があると思いますが、入力のときには最初の0を除きます。
届いたsmsに記載されている数字を入力すると完了です。
私が登録したときはOpenAIで利用できる無料のクレジット(3ヶ月期限)を18ドル分もらいました。
もしまだ無料クレジットが提供されているならChatGPTのAPIも試すことができます。
知っておいたほうが良いこと
使用する前に、一般的によくある質問には目を通しておいたほうがいいでしょう。
ChatGPT General FAQ | OpenAI Help Center
- リサーチプレビュー版はいまのところ無料で利用できる
- 真実を書いているとは限らない
- 機密情報は入力しない
- コンテンツポリシーと利用規約内であれば、ChatGPTの出力は商用利用できる

いまのところ(2023/2/4)こんな感じです。
新しいプランも出てくるでしょうし、変わるところもあるかもしれません。
次の記事は興味深かったです。
なぜ人々は、ChatGPTという“トリック"に振り回されるのか? Google「Bard」参戦、チャットAI戦争の行方:清水亮の「世界を変えるAI」 - ITmedia NEWS
試してみた

入力欄に聞きたいことを入れると、チャットが始まります。
まずは「ChatGPTを使ってみた、という記事の導入文を書いてみて」と入力してみました。

このページ冒頭で示したように、最後の出力をそのままリード文として使いました。
言われなければ、AIが書いたとは気づかれない気がします。
「織田信長の死因とは?」で聞いてみると、

心臓発作??
初めて聞きました。完全に否定もできませんが、疑わしい答えです。
英語で質問をすると英語で返してくれます。
「What are some possible services using ChatGPT?」

日本語で質問したときより英語のほうが確実にレスポンスが良いです。
英語学習にかなり使えそう。
プログラミングもできるようなので、最後は「PythonのFlaskを使ってToDoリストを作成、表示するプログラムを書いて」
(↓は「ToDor」になっていますが、誤字があっても問題ないようです。)

画像ではコードが見にくいかもしれませんが、コピペして試したところ、エラーが出たのでそれを伝えます。

あらためてコピペして実行すると、ブラウザで表示されました…。

会話の流れから追加でHTMLを書き、エラー処理にも対応できるってすごい…。
正確な情報が必要なときには疑うべきですが、文章の要約、文章作成(PRや謝罪文、メールへの返信など)・アイデア出し・英語の勉強・プログラミング等、使い方次第でいくらでも可能性があるサービスだと思いました。
Perplexity AI
ChatGPTとは別のAIで、同じくらいすごいなと思うサービスがあったので紹介します。
ChatGPTのような対話型ではなく、調べたいことをAIがネットから探し、情報をまとめて教えてくれます。
その特徴的なところは、情報のソースも表示してくれるところです。

調べたかったことが一発で出てきて、ソースも表示され、刺さる人にはChatGPTより刺さるかもしれません。
いまのところ会員登録不要で、ブラウザからすぐ使えるのも良。
ただ日本語では精度がよくない可能性があるので、DeepLなどを介して英語で使ってみてください。